コーヒー探求ブログ

感動のコーヒーに出逢うために

美味しいコーヒーに出逢うために      其の壱 味覚編

ネットでググってみたり、インスタグラムや雑誌で検索して、評判が良く人気のある店を見つけ、コーヒーを飲んでみると、自分には全然美味しく感じないことってないでしょうか。。。おそらくコーヒー好きの方は一度はあると思います。。。笑

世の中に無数に存在するコーヒーショップ。数が多いだけに、この中から自分にあったコーヒーを探すことは非常に難しいように思います。コーヒーが好きな方であれば、家に美味しいコーヒー豆があるかないかで、日々の生活の潤いは全く違ってくるかもしれません。話がだいぶ脱線してしまいましたが、結局のところ、、、

 

美味しいコーヒーってどこにあるのでしょうか。。。

 

私の周りにも美味しいコーヒーになかなか出逢えない方達が多く、これまでの経験をふまえて、私の超超個人的な美味しいコーヒーの出逢い方をここに書いていこうと思います。 

 

皆さんはコーヒーをどのように味わっていますか?舌で味わってるいるとか、口の中とか、味覚に決まってるといったような声が多そうですが、一度そのような当たり前を捨てて考えると、より『味わう』ということにたいして面白い見方ができるかもしれません。コーヒーは『五感で味わう飲み物である』と良く言われています。五感とは視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚のことでありますが、この感覚の背景に記憶や感情も影響してきますので、日常的におこなっている『味わう』という体験が複雑な構造で成り立っていることがわかります。このことがコーヒーを味わうということで非常に大切で、その中でも特に『味覚』が一番コーヒーを飲むときの感覚として大きく影響すると言われています。味覚が味わうということに対して大切であることには間違いないのですが、その他の感覚もコーヒーを味わうということに影響してくることを忘れてはなりません。例えば喫茶店で飲んでいる美味しいコーヒーを、手洗いに持っていって飲めば雰囲気のある喫茶室の空間より幾らかコーヒーの味が落ちたように感じるかもしれません。舌の感じ方が変わってしまうので、 それだけその他の感覚も大切になってくるということです。それを踏まえた上で味覚について少しだけ書いていきます。

コーヒーの苦味の感じ方について考えていきましょう。味覚は人によって様々ですが、苦味の感じ方は大きく三種類に分けることができます。一つ目はノーマルテイスター。次にスーパーテイスター。そしてノンテイスター。まずノーマルテイスターですが、ほどよく苦味を感じる方達です。ノーマルテイスターの方たちが、全体の約50%いると言われています。次にスーパーテイスターですがノーマルテイスターの3倍味を感じるとも言われ、スーパーテイスターの特徴として、苦味を強く感じ、キャベツなどの野菜が苦手なことが多いそうです。全体の約25%にあたるそうです。そしてノンテイスターですが、スーパーテイスターの方たちがとても苦いと感じたものにたいして、苦味をほとんど感じることができません。こちらも全体の約25%いるといわれ、このことから、四人に一人が スーパーテイスター、もう一人がノンテイスター、残りの二人がノーマルテイスターということになります。自身がどこに属しているかは、友人や知人、家族とコーヒーの感想を言い合ったりするなかで、なんとなく分かることもできますし、はっきり知りたい方は、スーパーテイスターのテストキットなどもあるので、そちらを薦めます。

これらのことから、まず自分の味覚はどのあたりに属しているのかを考えてみるだけでも、好みのコーヒーに一歩近づくことができます。スーパーテイスターの利点、弊害など、ここまでの情報をもっと詳しく知りたい方はネット上に記事が沢山ありますのでそちらをご覧ください。

この文章を読んで頂いた方たちが、自分の舌の特徴を知ることで、より自分にあったコーヒーに出逢えることを願っています。今後もコーヒーの様々なことを考察したり、検証していきたいです。